年をとって価値観が変わったといえば
まだあるな。若かりし頃はいわゆる
「神仏」というものへの無関心さが
ありました。


でも、神仏というものへの関心が、
過去このブログにも書き込みがあるように
少しづつ少しづつ、高まってきていたんだ
ということに気づかされました。


以下は私が過去に書いた神仏に関係する
記事です。
2009年 私が考える「神様」とは

2012年 万物は流転する

最近興味のあること


今でもこの考えは、一貫して変わっては
いません。この考えが根幹にあって、
日本の神道、仏教の成り立ちとかルーツ
など、いくつか本を買って読んだりしました。


神道については古事記を、仏教については
仏像美術から入りました。私は神道、仏教
どれもいいものだと思います。共感できる
考えかたもあるし、古き日本において神道
仏教が現代にいたるまで連綿と受け継が
れてきた思想、教えは、どれほどの歳月を
経ても大きく変わることなく、たくさんの人々に
受け入れられ、また魅了してきた。これは
紛れもない事実であると。


例えばお祭り。お祭りが神社にまつわる
行事だなんて、本当に知っていたんだか
いなかったんだか、ってくらい興味関心が
なかったのに、今はとても興味があります。


我々の先祖が、この災害の多い日本という
土地において五穀豊穣を祈願し、豊作を
祝い、不作に苦しんだ。お米がとれることが
どれほど大事なことであったか。お祭りは
全てではないにせよ、神々への願い感謝を
表現するものであったのですね。


おみこしは、よくみると「小さな神社のお社」
なんですね。それに気づいてからはおみこしを
見る目が変わりました。11月23日は新嘗祭。
収穫感謝のお祭りです。


こんなふうに、年とともに神仏への関心が
高まりを見せたのは静かな、大きな変化か
と思います。パワースポット巡りとか御朱印とか
流行っているようですが、私は特にパワーとか
御朱印が目的とはしておらず、清浄な空間に
足を運びたいと思い、各地の神社を訪ねる
ようになりました。


そして、今年はとても「お米」に縁があります。
お米そのものをいただく機会があったり、
日本酒(純米酒)の風呂に入るのは浄化作用が
あると知ることができたり、元々ではありますが
日本酒化粧水を使っていた、とか。すっごい
些細なことなんですけどね。


仏教でいえばお線香を集めたり。香木系の
香りがとても心地よいです。例にもれず
沢山集めましたw 断捨離してからは増やして
いませんが、それまでは結構な種類集めました。
一生焚ける分のお線香が家にありますよ。


そして縁起物が好きになったかな。それまでは
縁起物なんて単なる雑貨程度の認識でしたが、
意味を持たせたら何かが変わった。縁起のいい
ものは縁起が良いのです。だから邪険には
できないかな~。


そして今。家にある神棚を新調したいのです。
昔から我が家には神棚があって、小さな神棚
なんですが、屋根の一部が欠けてしまっている
ことに気づいたので、新調したいと考えて
おりまする。


できれば、まるで本物の神社が家にある!と
いうような芸術品レベルの神棚。いわゆる
高級神棚ってやつですね。欲しいなぁ。
私がいいなと思ったやつは31万円くらいする
んですが、設置場所の高さが合わず。


年とともに変わったこと。振り返る意味で
備忘録として、ここに記します。